今年の3月頃に植え付けた白木蓮の苗木が芽を出し元気に育ってくれている。

雨が降り、その痕跡が葉に残る。

葉を下側から見上げると、葉脈の紋様の程良いアクセントになっている様に見えるのは気のせいかな . . .

花が開花し上品な甘い香りを漂わせてくれる日が楽しみ 。

モクレン科の花は、春の日差しを受けて蕾の南側が膨らんで先端が北を指すことから

『 磁石の木 』とも呼ばれる。

薬用には、開花直前の蕾を採取し、軸を除いた後、風で乾燥させた「辛夷(しんい)」

中国最古の漢方の書物『神農本草経』(250年~280年頃)の上品に収載されている生薬で、「辛雉」「木筆」「迎春」などとも呼ばれている。

蓄膿症や鼻炎、鼻づまりなど鼻の病気一般や、頭痛、解熱、鎮咳などに用いられるという。

何だかオールラウンダーで有難い植物。