丘虎の尾:Lysimachia clethroides
6月28日、近畿地方で観測史上最も早い 『 梅雨明け』 が発表され、
梅雨の期間は14日間となり、統計が残る1951年以降最も短かった今年の梅雨。
久しぶりに山恵廬を訪れると、地表が見えない程に草が茂り、流石にもう夏だなという雰囲気。
そんな中、彼方此方にお洒落な白い花を咲かせてくれていた
丘虎の尾:Lysimachia clethroides. は日本で広く自生する山野草。
先端に向かう曲線が何とも魅惑的。
花序は下から上へと咲き進み、先端が虎の尾の様に枝垂れ、花穂の様子と
丘のような場所によく群生していることが名前に由来している様です。
またこの丘虎の尾という山野草、イギリス王立園芸協会の名誉あるガーデン・メリット賞を受賞しています。
秋には見応えのある黄〜オレンジの草紅葉を楽しませてくれるとの事で、秋が楽しみでならない。